里山を守るためにキャンプ場開拓をしているホストの話(Akisawa Farmキャンプ場)
動物と風の音。輝く星空。山、農地、町、海の全てを一望できるこちらの
キャンプ場は都内から車で1時間ほどにある、
小田原のNatural Farm Akisawa キャンプ場。
ホストは農を超えた、町での取り組みを行っている秋澤さんです。
農の冒険
秋澤さんの人生はまさに「農の冒険」。
小田原で農業を超えた、さまざまな取り組みをしている秋澤さんは
世界中で農業を経験しました。
どんな場所でも生きていけるようになりたいと思い立った頃には
セネガルへ。水道、電気、ガスのない農村の暮らしを経験します。
その後ブラジルのアマゾンでは半年かけて熱帯果樹を栽培。
同じく南米のパラグアイでは2ヶ月にかけて大豆栽培に従事します。
野菜や畜産以外に、アルゼンチンでは養蜂も経験した秋澤さんは
そこで農薬が原因の呼吸困難に陥りました。
「養蜂のひまわり畑に農薬が撒かれて、呼吸困難になって。
やっぱりそこで、農薬があんまりよくないなって思ったんだよね。」
と秋澤さん。
数々の旅の中での実習や留学の経験をもと、
現在は神奈川県小田原市で、
300年以上ある昔ながらの伝統を引き継ぎながら、
みかん栽培を中心としたあきさわ農園を4世代家族で運営しています。
土地と景色を守るためキャンプ場を開拓。
日本全体で農業人口が減少するとともに、増加し続ける耕作放棄地。
土地を放棄して草が生えてくると、動物が山から降りてきたり、そこから見
えるただ一つの美しい景色も失われてしまいます。
秋澤さんがExCAMPに登録しているキャンプ地は、
里山の上方にあり、海から町、そして農地まで全てが見渡せる絶景。
キャンプを通して人が来ることは、
里山の中で人間と動物の境界を作ることに繋がっています。
そして何より、この絶景を守ることにも。
始まりは、ExCAMPとあきさわ農園の両方を知る方が、
「あきさわ農園をの土地の一部をキャンプ場として貸し出すことができるのではないか」と考えたこと。
広々とした野原で絶景を一日一組限定で満喫することができることから、
今では人気なExCAMPの一つになりました。
そして現在はExCAMPと共同で、試行錯誤しながら、より素敵なキャンプ場作りと地方創生事業を開拓中です。
暮らすということ
あきさわ農園では、
お客様に「新鮮で本当に体に良いものを食べていただきたい」
という思いから、子供でも安心して食べれるように
減農薬農法を実践しています。
また、近隣の大学の学生と耕作放棄地を開墾し、たまねぎを育てるサポートを行ったり、援農ボランティアや体験を通して交流人口を創出する活動も行っています。
詳しくは⇨https://montealegre-paraiso.com/action/
里山保全に対する思い
最後に秋澤さんは里山に対する思いを打ち明けてくれました。
ExCAMPでの予約ページ
ExCAMPでしか予約ができない秋澤さんが提供するAkisawa Farmのキャンプサイト情報は下記をご覧ください👇
URL:https://excamp.jp/land/924/
他の1組限定のキャンプサイトに泊まりたい方は下記のURLをご参照ください!
ホスト向けのウェブサイトはこちらから
ー ExCAMP とは ー
ExCAMPは、ユニークな体験ができるアウトドア宿泊施設の予約サイト。キャンプ場、コテージ、野営地、グランピング、貸別荘、キャビンなどが予約可能。
ー ExCAMP ウェブサイト ー
ExCAMPのウェブサイトはこちらになります。
ー ExCAMP URL一覧ー
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